冷麺フェア・四食目

いまさらな情報ですが、広島大学東広島キャンパスには、代表的に5つの食堂があります。北一・北二・西二・大学会館・レストラン。代表的、と述べたのは、この5店舗でミールカード(よく分らないならググってみて下さい)が使えるから。お世話になってます!

四食目:「冷やしジャージャー麺」450円 present by 北一食堂レストラン。

実は、このレストランに行くのは初めて。若干値段が高めになっていると聞いていたので、三食きちんと食べたい自分にはちょっと縁がありませんでした。今回のフェアが良いきっかけ。こういうところに、今回の企画の真の意図が見えるような。
階段を上り、扉を開ける。空が曇っているのもあったが、暗い。やや黄色を帯びた照明が抑え目に空間を照らし、また地面の灰色のカーペットがやんわりと応えていた。両端の壁にあたる部分はそれぞれ大きなガラス一枚となっており、空の明るさのせいか、サングラスをかけたときの薄いコーヒー色のフィルターをかけたように、外の道を確認することができる。
昭和だ。ここは昭和だ。まさにそんな場所でした。

さて、肝心の冷やし坦々麺ですが、今回の食事はここの一回のみの予定だったので(注:上記の打ち上げ)、ついでにティキンカレー・みそ汁も注文しました。レストランなだけあって、注文すれば向こうから持ってきてくれる。そういや、飲食店ってそういう形式だったなぁ…←何を
坦々麺は、麺の上に、辛子味噌系といったらいいのだろうか、中華料理によくある、細切れの肉を含んだあのソース?が乗って(いかにも坦々な色)、飾りに唐辛子を細長く刻んだものがおかれている。液体系の具はない。なんだろう、見た目はミートスパゲティーと同じ、と言えるかもしれない(スパ王みたいな)。
一口。おっ、また麺とソースに温度差が。しかし今回は麺も冷たすぎず、いい感じに調和しているのではないか?むしろその違和感を楽しむように食べていける。ソースは丁寧に調理されていて、一緒に煮込まれた具の感触を味わうことができる。さすがレストラン、伊達に高いわけじゃないね。
しかし問題点。正直、こんなに量は要らない。今までのレビューでも述べているが、味のバリエーションが、「一皿に盛られた」と限定されている以上限られており、今回の場合だって、麺とソースのみ。美味しいのだが、飽きる。これなら北一食堂の同じタイプに加えて温泉卵が付いているほうが楽しめるのではないか。このあたりのバランスは、本当に難しい…。

評価:ややうまい(味は良いんですよ)
コストパフォーマンスがいまいち。もっと変化をつけて、値段分は楽しめるようなメニューにしていってほしい。

おまけ:ティキンカレー(いや、正確にはチキンカレーですが)
何これ辛ッ!スタッフさんに言われたけど、ホント辛いよー!ハフハフ言いながら、みそ汁(他のところより1ランク出汁が上等、値段一緒なのに)と一緒に頑張って食べました。ところで、チキンというくせに、何ですかこのティキンは。何でチキンスティックが一本入ってるんですか。骨付きってアナタ。うーん詐欺スティック。