「自転車とは人類史上最高の発明である。」と僕は思います

pechon2007-07-07

朝、目を覚ますと11時だった。昨日から12時間寝ている。何故だ。
おなかがすいたので、大学の食堂でご飯を食べようとする。外に出て、自転車を柱に括りつけるためのワイヤーの鍵を外そうとする。


鍵が鍵穴に入らない。


なんだこれは。何かのなぞなぞだろうか。10回ほど押し込んでみる。入らない。横でゴウンゴウン音を立てる洗濯機に殺気が沸く。油(オリーブオイル)をさしても何も変わらなかったので、購入したゆめタウン(巨大スーパー)に電話。

「担当の者は昼1時にきますので」今は12時前。

待つ。

「すみません、出張はしてませんので…。あの、そういうお客様には、鍵を切るペンチをお貸ししています」

つまり、取りに来いと?

20分ほど歩いて向かった。曇り日和に異様に汗をかく自分。

「あっ、どうもすみません。こちらがペンチになりますけど、えっと、今自転車はどこに…あっ」


家に決まってるだろォーッ!!何かのイヤミかァァァ!!


なんだかすぐに処理して返すのもシャクなので、途中にブックオフに寄ってみたり。いや、お前何回ブックオフ行ってんだよ、ていうか素直にまっすぐ帰れよ。

借りたペンチでワイヤーはあっさり切れた。1時間以上も自分を惑わせた事件はものの1分で終焉を迎える。

自転車に乗ってゆめタウンに返却しに行く。風が服をなびかせる。気持ちがいい。

カウンターまで向かうと、さっき対応してくれた人がいなかった。代わりにレジにいた人が電話で取り次いでくれる。


「あの、カギの人がいらっしゃっていますけど」


カギの人って。それ何てハムの人?


対応は非常に丁寧だった。持ってきたカギを不良品と判断して新しいカギ(同じ製品なので不安だが)を渡してもらう。泣き寝入りせずにすんだ。今日のところは、大勝利だな…。


調子が良くなったので、色々と買い物に向かう。

ビートマニアの7鍵盤コントローラー(定価6000円くらいで、中古も同様な値段)が箱なし中古品で1280円だったので購入。めちゃくちゃラッキー。
・もう一度行った古本屋で、「新潮文庫の100冊」に指定してあった小澤征爾のエッセイや、河合隼雄の「こころの処方箋」が100円だったので購入。ついでにトルストイ「人生論」も購入。


残金:191円。

商品問題に勝利できても、物欲には常に敗北し続ける自分がいる・・・。