世界から貧困をなくすために(後日、書き足しますので、またそのときにお読みいただけると嬉しいです)

pechon2007-07-08

今日は大学に行ってきました。なんと、ムハマド・ユヌス氏の講演があったのです。みなさんご存じ…ですよね?2006年にノーベル平和賞を受賞された方です。

講演は素晴らしい内容でした。「人を信用しない」に基づく現在の銀行の貸付基準。お金がない人こそ一番お金が必要なのに、お金がある人しか借りられない現状。それを覆すマイクロ・クレジットという発想。彼の運営するグラミン銀行は、「人を信用する」理念の元、貧困にあえぐ人々にお金を貸している。返済率は99%。これは世界から貧困を根絶する手段ではないでしょうか。国連の「ミレニアム宣言」のひとつ、「2015年までに世界の貧困の人々の半分を救う」が実現されることを確信できました。

ではここで、自分自身が世界のために何ができるでしょうか。「50年後の世界で、一番素晴らしい世界がどのようなものか考えて、実際に紙にリストを書いて、実際にそうなるように努力していってください」そうユヌス氏は言われました。

ユヌス氏は自分自信の未来の理想として、「世界中の貧困の撲滅」「核兵器の撤廃」「大量殺戮兵器の撤廃」「戦争の撲滅」そして「世の中からパスポートがなくなる」ことを挙げられていました。

自分なら何を理想にするか・・・深く考えさせられた、貴重な体験でした。