大人買いする準備はできていた

よふかしをしていました。朝、目をさますと、１０時５０分でした。
朝じゃない。もうこんにちはだ。

１コマ目はすでに終わっており、２コマ目は見送ることに。パソコンで出席登録するから、中途半端な遅刻はかえってめんどうな気がして、やめちゃいました。さいきん、堕落するのがうまくなってしまった。

家を出るのが遅れたので、混み始めるのがおそい北１食堂レストランで昼食をとる。スペシャルランチは量がちょっと少なかったけれど、おいしかった。５００円。JUON割り箸の１円募金、というキャンペーンがあったので、ついでにその１円も支払った。５０１円。レシートには「樹恩割り箸 ￥１M 」と印刷されていた。なんだかうれしい。

さて、次の授業までまだ時間があまっていたので、直下の生協に入ってみました。見慣れないワゴンがある。人だかり。すこしだけ目立つように何かが貼ってある。「在庫処分セール CD・DVD 300円均一」
そうだ、全く売れないからセールをするんだった。告知されていたのに、わすれてしまっていた。

ずうずうしく割り込むように、ワゴンの前に立つ。じーっと商品たちをみつめて、めぼしいものをさがす。他のわかい人たちは、洋楽の話ばかりしていた。「適当に買ってみて、車の中でかける」とか何とか。洋楽は嫌いじゃないけど、自分の場合、おちついたものが好きで、それは目の前のワゴンにはなさそうだった。女子十二楽坊のCDなどを買ってみる。３００円だ。買う方の気もおおきくなる。

どうせならいろんなお店を見て回ろう、とおもった。しとしと雨が降るなか、傘もささず、かっぱも着ずに自転車にのる。しゃぁぁと水をきりながら、いったり、きたり。西２生協も品揃えがおおく、とても時間がかかった。とちゅう、親に携帯で電話をかけて、リクエストを聞いてみる。玉置浩二、浜田省吾、槇原敬之、坂本龍一。たくさんのCDを買うことになった。キャッシュ払い。月曜はいつもカバンが重たいので、これだけの買い物をしたのはすこし無謀だったのかもしれない。授業はすでに始まっている。２０分も経っている。いそいで歩く。あやうく、こけてしまうときもあった。

最後の授業が終わってから、友達と食事をとった大学会館でも、CDをあさっていた。これで全店舗まわってしまったことになる。なんという意地汚さだろうか。いや、執念、と自己解釈する。

最終的に、購入したCDは２０枚でした。６０００円。新品なら２枚とあとちょっとだ。

いい買い物をしたとおもう。だけど、いい買い物をしても、わるい買い物をしても、お金は減っていく。高いことも、安いことも、本質的には何も変わらない。数を、回数をかさねたら結果はおなじ。

なにごともバランスだと思います。２０枚は、持ちあるく分にしても多すぎました。ちょっと反省…。
だけど、後悔はしていません。ネットで流通している価格をチェックして、やはり「いい買い物」をした、とほくそ笑んでしまうのでした。