♪ 宣伝したいなウチの店 ♪

もうすぐ広島に帰るので、これで最後だな、といくつかの古本屋へ。あまり荷物を増やしてもいけないのだが、またしても本を買う。宮沢章夫「牛乳の作法」、永江朗「インタビュー術」、読み時かと思ったので、前に名前だけ使った、竹内一郎人は見た目が9割」の3冊を購入。ちなみに、一番上に挙げた宮沢章夫という人のエッセイは、笑いを求める方にはまず最初に薦められます。変なものが読みたい人は是非。僕の文体とタイプが似ています。(無論、あちらの方が形式として洗練されているけど)


今日は両親がやっているレストランの手伝いでした。夜の部にも関わらず、21名もの来客が。これはウチの店としては十分。ありがたいことです。
コンビニだとか、家電量販店だとか、生活に即した場所に人が集まり、お金がコンスタントに消費されていくのには納得がいくのですが、そのように圧倒的な在庫数、宣伝、根本的な需要によって成り立つ大型のビジネスとはまるで違う、ウチのような小さなレストランであっても、毎日お客様が来てくださるというのは、何度経験しても不思議なことです。だって、宣伝もろくに出来ていないし、ホームページもまだないし、口コミくらいでしか伝わらない(最近ネットで紹介されましたが)ようなレストラン。言えることは今年で20年目ですということくらいなのに、よくもまぁ、ギリギリとはいえ商売として成立しているものだ。
こういうのは経済学で何たらとか言われているのでしょうか?
そりゃ、来る日には人数が集中して、来ない日にはノーゲスト、ということもありますが、毎日違う顔ぶれで席が埋まることが本当に面白いです。