人間、想定外に弱い。自分のようなヘタレは余計にだ。

昨日はあまりに面白くなくてガッカリしていたボランティア概論、今日は難聴者の支援など、朝から興味深いものばかりです。遅刻して減点されたけどな!
今日は別に面談があるので、昼の授業を少し抜け、チューター(担任みたいなもの)の教授の下へ。広大だけなのかな? 1年生などは成績をチューターに開示してもらい、その場で面談を行うという、えらいおんぶにだっこなシステムとなっております。
さて、目的の人に会いに行ったのですが、そのときはえらく研究室で盛り上がっていたようで、代わりに管理員かなにかのおじさんが成績表を取り出し、渡してくれました。
正直、「数学演習」は単位を落としたと思っていたので、覚悟をしていました。但し、他のものはベストを尽くしたので大丈夫だと確信して。
おじさんは自分に紙を渡す前に、一瞥し、
「あんた、工学部じゃろ? ちょっとまずいぞ」
き、来たか! やはり数学演習は駄目だったか! そこは諦めよう、もう終わったことだ……。
「不可があるけぇ」
うん。
「数学演習……」
やっぱりなぁ。やるだけはやったんだ、来年は確実に単位を取れるよう、頑張ろう。



えっ?



微分



………………な、
なんですとぉぉぉぉォォォッ!!!



衝撃の事実。これが「逆転裁判」なら傍聴席はざわめき、サイバンチョが小槌を叩き「静粛に! 静粛に! 静粛にぃぃぃッ!!」と叫ぶところです。ってこんなところで何を言ってるんだ。
「え、ええええ、び……微分もですか?」
「ほれ」
成績表を渡される。オイオイ教授いないのにどうしてここで開示するんだよ。
「数学演習 不可」
微分学 不可」


ぎゃぁぁっぁぁぁああぁっ!!!!


まさかの二科目不可。あまりの衝撃に気絶してしまいそうだった。


教授との面談でも「ちょ、これやばいよ〜! でも英語は良いね」と言われる。ホントごめんなさい。僕なんちゃって理系なんです。本来は法学部に行くべきなんです。あと、自由選択科目の「スポーツ・マスコミ論」で「秀」取っちゃってごめんなさい。『目立つ勉強をする。机に座り、ペンを走らせるだけではつまらない。ならば、いっそ、走ろう。走りながらペンを走らせるのだ。目立つしかないだろう。』とか、レポートにそんなアホなコラム書いて提出してすいません。でもそれで最高評価くれるあたり、やっぱ教授は大物です。
……ということで、昼以降の授業は相当テンション下がっていました。あの瞬間は、恐らく体中から暗黒物質が分泌されていたことでしょう。「ちょ、ルクス低い!」みたいな。違うか。とにかく、まともに歩くことも難しいほどでした。どれだけヘコんでるんだか。


明日は集中講義のテストだというのに、成績は何とも残酷なものよ……。