遊々としています

■間が空いてしまいました。更新が無いときは本格的に忙しかったりするので、1度休むとその後3日は放置になってしまうパターンが生まれているような……気を付けます。サークルの「春休み突入やったね会」などというのに参加していたりしました。大学生の春休みは、具体的に言うと脳内が春になるんだよ!


■『覚悟のススメ』(山口貴由)という漫画を読みました。この作者、現在の連載に『シグルイ』というとんでもなく面白い時代劇漫画がありますが、それとは根底の美学を同じくしながら、また別の描き方というか、シグルイにはないタイプの「熱さ」にみなぎっておりました。この人はこういう作品も創れるのか! という驚き。あまりに熱すぎる展開を勢いの上で破綻させず、一気にラストまで読ませてしまう入魂の1作です。描き手の燃え上がるようなテンションがビシビシと伝わってきて、こちらがちょっと疲れてしまうくらいでした。いやー、本当に面白かった。この人天才ですわ。
どうでも良いけれど、G=ヒコロウ(マニアックだな……)の『プロフェッサーシャーボ』最終回のオチ「ジャイアントさらば!」はここからパロ(ク)っていたんだな……。本当、どこまでも芸が細かい人だ。……と、ここでいきなり理解者の少ない単語を出してしまいました。


スマブラXの通信対戦は、ちょっと時間が空いたときに細々とやっています。とりあえず同じキャラは少なくとも10キャラくらい使うまではリピートしないのがマイルール。基本深夜にしか遊ぶ時間が無いのですが、やっぱりメチャクチャ上手い人もいます。何ですか、あなただけクイック乱闘なんですか、っていうくらいに良い動きしてます。当たらないし、当てられる。
そしてたまにはタイマンになるわけで。日曜の深夜はやはり空いてますから、これからもそういう状況に出くわしそう。さすがにこのときはアイテムの入手、使用にさえも実力の差が明確に出るわけで、結局の所「スマブラ」の上手さで勝敗が決まっちゃうわけです。(アイテムを投げるのも結局はテクですからねー) 何故かCPUが参加するときもあり、そうなるとまたまた話は別になったりもするのですが。
全く勝てないような人と戦ってもらうのももちろんだけど、割と実力の均衡している人と対戦するのが、やはり一番面白いですね。そういうことは相手の方も分かってくれているようで、タイマンの状態のまま、小一時間一緒に遊び続けたりしちゃいます。勝つのはもちろん、負けても楽しい良いひととき。あまりに面白いので「ああ、ここでチャットを繋いでフレンドコードを交換したいッ!」と嘆くこともあります。そういう時のために、なんかこう、本当に特別なアピール方法があればなぁ、と思ったりもしますね。Wii番号とフレンドコードは違うんだし。
まぁしかし「一期一会」スタイルも良いもんです。毎度毎度自分の下手っぴさがよく分かるんですよ。慣れている人は遅延さえも計算しているようだし、そのあたりの技術は見習うべきものがあります。自分、前の日記でやたら偉そうに「考察」だとか格好つけて書いてますが、実際の所大して役立たないですからね! あれは基本というか、詰まるところある一定の状況下での方法であり、実際に対戦するときはキャラの特性を使い分け、例えば小ジャンプで左右に動きながら継続の長い下Aで突入するとか、相手の小ジャンプを待って、モーションがかかった瞬間に大ジャンプ→下に落下するタイプなどの対地攻撃で仕掛けるとか、飛び道具で弾幕を張って、今作は緊急回避で移動出来ないために(ジャンプしながらだと話は別だけど)後方に下がった敵に、素早くダッシュ攻撃なりつかみを放つとか(敵の移動場所を限定するわけです)、シリーズ伝統(?)のパターンで、シールドからの回転!→相手も同じ方向に回転!→負けじと自分も回転!→そうすると相手もまた回転!→何のもう一度だ!→アレ?敵さんホールドしてる?→下スマッシュ(前後)→うぼぁー ということもあります。ここで相手の下スマッシュを前後見切ってかわすことが出来れば、さらに相手の裏をかくことも可能です、が、ここまでくると最早行動の読みあい。例えば同じ相手と何回も戦い続けている場合、いかに早く、そして正確に敵の特徴やクセを読み取り、ミスを故意に誘発できるような動きを自らに取り入れていけるかがポイントです。ここの「いつやめるか」っていう駆け引きは、シンプルながら各々の性格が出て面白いなぁとよく思います。
何だかんだ言って、突き詰めればスマブラは心理戦。あるいはセクシーコマンドー