痛カラ(痛いカラオケ)

あれ、言っておきながら、あまり新大学生向けのこと書けてないぞ……! 「7」までいったんだから、せめて「10」の大台には乗せたい。頑張って一気に書けるよう、話を練っていきます。


んで、とりあえず今日は普通の日記を。



友人からモーニングコール(昼にだけど)と同時に「カラオケやらないか」と誘われたのですぐに合流しました。どこかで書いたかも知れませんが、学生街において学生が楽しむことと言えば、酒とカラオケとイチャイチャです。ここだけ抜き出したらどうも世の中が荒廃しているように思えるから怖い。近いうち救世主が現れるような。


で、今日の人物構成は、友人2人と、その片方の彼女で自分含め計4人。よく分からない取り合わせですが、まぁ、大学生って事で。よもや学生になってまで「人の彼女と……」なんて思うまい。げんしけんか。


向かった先、大学に近いところにあるカラオケはフリータイムにフリードリンク付きで750円となかなか良心的。サイバーダムしかないのがちょっと玉に瑕ですが、文句は言っていられない。


ところで、近々「アクリル水彩同好会」の「学外展打ち上げ」があり、その中でカラオケをやろうという案が出ています。人数が多いので部屋を分けるとのことですが、その話の時に先輩に「どんなの歌う?」と聞かれ「いやぁ、J-POPから洋楽、アニソン、とりあえずは何でもいけますよ」と答えると、


「じゃあ、アニソンルームで」


何その部屋。


しかも即答って。いくら絵を描くからって、みんなの暗黒趣味を引き出してエイヤハーエイヤハー楽しむんですか。アニソンルームという地獄にはそういう音楽が絶えないんですか。いや別に構わないって言うかむしろ他の人たちの挙動が楽しみなんですがいやしかし、出来れば槇原とか歌ってみんなを洗脳したいよ!


とはそのとき言えず、どうも自分はアニソンルームに流刑を喰らいそうだから覚悟し、本日はその準備ということでアニソンを歌うことにしました。でもあんまり最近のアニソンとか知らないからなぁ。色々悩んだけれど、有名どころで無難な道を選ぶことにしました。



「プリッキュア プリッキュア!」



有名だけど無難じゃない。


今思えばなんでこれを選んだんだ。仮にも今年成人する男がどうして「ぶっちゃけありえない!」とか歌っるの。ぶっちゃけありえない。


しかもそうやって歌い始めると、友人の彼女が、



「キモい……」



辱められてしまいました。


いや、無理もない、ってか当然だ! こういう方面を全く知らない人からすれば(その人はそうでもないけど)、今すぐ消化器で殴り葬った方が世の中のためだと判断されてもおかしくない! でも、ここはみんな比較的ディープな人間たちの吹き溜まりですから! 横の人はぴぴるぴるぴる言ってますから! 勘弁してください! お願いします!


そういう感じで開き直り、歌いきりました。「マーックスハート」と合いの手を入れてくれた友(撲殺天使)に感謝。そのあともangelaなどを熱唱しまくりました。もう黄泉よりも遠いところへ足を突っ込んでます。


しかし自分はそもそもアニメをそれほど見ないので、じきにネタも尽き、「あぁ、最近はパソゲーの曲(知らんけど)もたくさんあるんだ」とよくわからない予備知識を付けながらちょっと困ってしまい、結局J-POPにも突入することに。



槇原を連続で歌ったら、友人の彼女に「マキハラさん」というあだ名を付けられた。



え……ちょっ……、俺、普通に異性愛者ですが! アイムノーマル! アイムノーマル! 少なくとも性的な面ではアイムノーマル!


しかしここで反論しても仕方ない(多分「屁理屈」と払い除けられてしまう)。歌ってみたい他のアーティストの曲もあったけれど、こうなればとむきになってマッキーの曲を連唱。声が裏返ったり、『Wow』で92点取れたり色々ありました。音程95%まで合わせられて「やった!」みたいな。カラオケの回数を重ねて、ちょっとは上手くなってきているのかもしれません。(慣れてきた……と言うべきでしょうか)


そうこうしているうちに時間も過ぎ、追い出される時間となりました。あー、やっぱりアニソンだけでは埋めきれなかった……。今回はっきりした課題は「アニソンのレパートリーを増やす」。昔の曲ならそこそこ歌えるけれど、どうせなら近頃の曲を歌ってみたいなぁ。


お、そういえば今日はレンタルが半額の日だった。聴いて覚えるか、とCDを選びます。



五條真由美 ボーカルベスト from ふたりはプリキュアシリーズ!!』



もしや俺の本質はそこなのか。



やってしまった。実はプリキュアを歌って結構良い点数だったから「練習すればもっといける!」と変な向上心が生まれてしまっていた。や、まぁ純粋に五條真由美が好きってこともあるんですが!(←言い訳)でもまだ「おジャ魔女どれみ」に手を出さなかっただけ大丈夫なのかも知れません……単にOP集がなかったからなんですけど。


サークルの打ち上げがいつかはまだはっきりしていませんが、参加する以上、精一杯役目を果たさねば! 素直に「いや、アニソンは、ご勘弁を」と言えば済みそうな気もするけれど、やはり表現者達の歌い狂う姿を見たいので頑張りますわ。