餃子の王将半額祭

pechon2008-04-26

今日は日記2本立てで。初の試みで「続きを読む」にしてみました。あと、無言の媚びを少々。
後ろでは餃子の王将の生餃子(たぶん焼き餃子用)を水餃子にしちゃいました。


…………………………


自宅から少し遠いところですが、友人が「餃子の王将」で働いています。


そいつに「バイト先で半額祭をやるから」と教えてもらったので、「ならば友人の義理としてお金を落としていってやろうじゃないか」と思い立ち、20分ばかし自転車を漕ぎました。




既に昼食は大学食堂で済ませ(ミールカードの都合で1000円分)、お腹いっぱい。
しかも途中でマクドナルドに寄って、150円で100円商品が2つ味わえる「スナックタイム」を活用してきたので、上乗せでお腹いっぱい。「シャカシャカチキン」を注文したら「ファンタ ふるふるシェイカー オレンジ」が付いてきたので、もう何が何だか(とっておけよ)。
あ、この新種のファンタは敢えて買うようなものでも無いと思いました。炭酸の爽快感があまり感じられず、いっそのことゼリーを固くして別商品で売り出した方が……。


で、以上のことで、わざわざ餃子の王将に行かずとも既に胃袋は充ち満ちており、道中は「そうだ、お持ち帰りして晩ご飯にしよう」と心に決めていました。


でも、気分って移ろいやすいものですよね。


「お客様何名様でしょうかー?」と聞かれ、とっさに「ひとりです」と答えてしまったがためにカウンター席へ誘導されてしまい、「ええい、ままよ」と何か食べることにしました(断れよ)。


最初に言ったように本日は半額祭。具体的に言うと「餃子」と「鶏の唐揚げ」が半額になっており、特に餃子の方は1人前6個が94円と大変なことになっております。
半額祭とは言えいくらなんでも祭りすぎだろう。
あまりに有り難すぎるので、いっぱい買い込み「ほーら、餃子だよー!」と通行人に投げつけたくなります。子供は喜ぶかもしれないけど、大人の方に「ほーら、警察だよー!」と署に投げ込まれそうなのでやめときます。自分で食べるだけにしておきます。


しかしここでひとつ問題が。


一体俺は何をどのくらい食べればいいのだろう。


先述の通り既にお腹は一杯。でもメニューを見たら、ライスが189円(大盛り)と、餃子のプライスを考えると目眩を起こしてしまいそうな値段になってます。半額祭の今は全ての商品を餃子基準で考えてしまうのです。
ライス……餃子2人前。チャーハン……餃子4人前。ラーメン……餃子5人前。
だぁぁぁ! やってられるか!
決めた! 俺は決めたぞ腹を括ったぞ!


「お客様、ご注文は何になさいますか」


「餃子3人前で」


「……以上でよろしいでしょうか」


「以上です」


……やってしまった。
何だ。友人のバイト先を支援しようとやって来て、そこで注文したのが赤字覚悟の半額餃子だけだと。
これじゃあただの迷惑客じゃないか。


なんかさっきの「以上でよろしいでしょうか」の「以上」が、実は「異常」で、本当のところは「……(お客様は)“異常”でよろしいでしょうか」なのかも、と思えてきた。ああ、異常さ。異常と呼ぶがいい! それで満足か!(異常)



店内を見渡すと、アイドルタイムだというのに客席は6〜7割程度埋まっており、ここの人気とキャンペーンの支持の強さがよくわかります。厨房をのぞき込むと、ホールも含めスタッフは10人くらい。収容数100人弱(らしい)のそれなりに大きなお店だとはいえ、すごいなぁ。


しばらくして、餃子がやってきました。
自分は関西の出で、そっちの餃子の王将は縦長の、よくある形の餃子を出すのですが、こちら広島県にある餃子の王将では、もうちょっと丸形の、スーパーでよく売っているようなかわいらしい餃子を出しています。ここだけなのかもしれないけれど、とにかく地元のやつとは違います。味も、少しニラが多めでお酒に合いそうな感じ。


色んな申し訳なさが混在していたので、珍しくお酢は要求せず、お持ち帰りの生餃子を2人前注文しました。


お店で食べた焼き餃子の方は、急いで数を用意したのか、皮の閉じ方がちょっと甘め。
でも味は相変わらずニラが強く、女性には厳しいなぁ。
ま、自分は男で今日は誰にも会う約束がないので大丈夫ですが!


食べてる途中、胃袋が「もうギブ……」とタオルを求める声が聞こえましたが、「頑張れ!」と餃子を放り込みました。な、なんとか完食。


お会計は計5人前と容器代で480円。安ッ!
ついでに友人の所在を確認したのですが、職場入りは夜から(つまりピーク時)だそうで残念。
いたらお酢を持ってこさせたりサービスを強要したりしたりして溜飲を下そうと思っていたのに。いや、全然不平不満は無いけれど。


あ、帰り道に胃袋の限界から数回マーライオンになりかけたのは秘密です。