久々に絶望したこと

施川ユウキサナギさん」というマンガ(第一巻)を読みました。
終始爆笑しっぱなし。
早い話「毒入り妄想系マンガ」なのだが、全編通して用いられる日本語ギャグの嵐。すごく知的で面白い。よくもまぁこんな細かいところまで気が届くものだと感心してしまいます。
そして、衝撃を受けました。これこそ自分がこれから描こうとしていたものだったのです。
ハイテンションや変態……色んなジャンルが確立されてきて、「そろそろ次は妄想系が来るかな」と思い、また自分なりにマンガの構成を考えていたのだけど、既に抜きようのない(ある種天才性を秘めた)マンガが世に出てしまっていた。久々に、先を行かれたこと、また才能(洞察力)の差をひどく実感し、絶望。
サナギさん」は、主人公とその友達が、テーマを出してそれについて妄想を繰り広げるスタイルが主で、それは自分の案にかなり似ているものだ。自分の場合、友人同士ではなく、部活で、同じ事をやろうとしていた。
く、悔しい……。
あまりに悔しいので、これは別の道を行くしかない。(捨てるのも勿体ないのです)あちらが「題に対してネタを出す」というスタイル(大雑把に言えば、あるあるネタに近い)を取っているのなら、こちらは以降の描写、またネタ自体の発展に傾注するか。笑点スタイルに対して、連句に近い形になるのかな。そして、日本語ネタも避けるべきかも。自分はこれが一番得意なんだけど……。
何にせよ、自分自身、まだまだだなぁ……と反省。やるからにはもっと徹底しないと。この日記にしても、描写のディティールをもっと細かくしていきたいです。

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