終末の試験

明日は「なんちゃって理系」の宿敵、「回路理論」のテストがあります。物理です。その名を口にするだけで身の震えが起こるような、まさに「名前を言ってはいけないあの人」状態。名前を言ってはいけないあの科目。


文学部あたりは大体テストも終わっているようで、何とも羨ましい限り。それって、その気になれば今すぐに早期休暇(サボリ含)に突入できるのでは? 過程の難易関係なしに、早めに終わるというのは、この師走においては特に大切なことだと思います。例えば、実家が自営業の人だったりすると、早めに帰省して手伝いをしなければならない場合も多いでしょう。片付けもたくさんあるだろうし、個人的なことを言うなら急いで年賀状の準備にも着手しないといけない。大学には縛られたくないと、贅沢な学生は思ってしまいます。


年始は8日から講義が再開するらしい。火曜からという何とも微妙なタイミングですが、実はこの時点で期末試験がかなり迫っています。2,3回の授業の後、試験。ここまで性急に事を運ぼうとするのなら、いっそ春休みを後ろに送ってでもゆっくりと準備させて欲しい。中間テストから実質5回程度の講義内容だけを試すのもどうかと。まぁ、講義という形式、試験という方法それら自体にも問題はあるでしょうが、ウチの大学は緩急の付け方がちょっとおかしいと思います。そもそも、長期休暇が長期過ぎる。「勉強が本分」と言いながら遊ばせすぎじゃないかと思ってしまいました。自分で学び続けられる人には問題ないですが、この後期、1回生の中にもかなり学習意欲を失ってしまった人が見受けられます。バイトを生活の中心にしてしまった人もいくらかいて、これに対処できていない大学の現状もあります。監視することは出来ないけれど、何か策を講じることは出来ないだろうか。生活に関わるのならともかく、小遣いのために働きすぎるのもちょっと問題です。


最初は意気揚々として学生生活のスタートを切りましたが、慣れていくにつれて疑問も生まれたし、気になることもたくさん出来ました。まとめるにはまだ熟考が必要ですが、何も考えずに学生生活を送ってしまうと、あまりにたくさんの損失があるような気がしています。その損をする生き方というのが恐らく大多数が奨める生き方であり、反対されない生き方であり、快楽の多い生き方なのでしょう。そしてそれは卓抜のものではない。


それについてよく考えることが、テスト後の自分の課題のようです。