ニセコラム

 妄想前線

人類は社会活動を行うために「服を着ること」、もっと言うと「性器を隠すこと」を覚え、発情期を無くしていったという説がある。 確かに、人間に発情期があると困る。例えば国連で世界情勢についての重要な会議があったときに参加者の一人でも発情に差し掛か…

 粉話(こばなし)

友達との会話で「粉」が話題になった。 「ある意味ね、粉にならないものは無いよ」 そう言われるとそうだ。 普段から目にする頑強なコンクリートの壁や柱は、もし削られてしまえば粉になる。人々を風雨から守る家を成す木材だってそうだし、岩も何かに擦れて…

 イングリッシュクラス

英語の授業が始まるときの、あのやりとりは困る。 「グッモーニンエヴリワン」 なんだこの横文字は。 「グッモーニン、ミスターマツオカ」 なにがミスターだ。ふざけるのも大概にしろ。 しかも、学期初の授業の時は説明されることもあるから事態が余計におか…

 血と葡萄酒

(※これはあくまで妄想による意図的な脱線であり、どの宗教の立場にも立たず記述するものです。キリスト教をダシにしていますが、そういった行為に嫌悪感をもたれる方は無視してください。) 『血と葡萄酒』 新約聖書の「最後の晩餐」は有名な話だ。このとき…

 「チン」への妄言

晩に、群ようこのエッセイを一冊読了。集中しておなかがすいたので、近くのコンビニへ歩いていく。そこでスナックランチという小さな弁当(ちなみに、「ランチ」だけど午後5字製造だった)をレジに通す際、まぁ当たり前だが「温めますか」と聞かれた。家が…